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樹木葬の基礎知識・種類

樹木葬の納骨やり方を解説|3種類の埋葬方法と費用相場

藤本 恵子 / 更新:2026-06-24
樹木葬の納骨やり方を解説|3種類の埋葬方法と費用相場
「樹木葬を選んだけど、納骨ってどうやるの?」と不安になっていませんか。結論から言うと、樹木葬の納骨は情報収集から現地見学、契約、許可証の準備を経て、最後に土へ埋葬する流れで進みます。方式によって遺骨の扱いと費用が変わる点だけ、先に押さえておけば迷いません。
  • 樹木葬の納骨方式は「個別型」「集合型」「合祀型」の3つに大きく分かれる。
  • 費用は個別墓タイプで約50万〜150万円、合祀墓タイプで約5万〜30万円が目安。
  • 納骨には埋葬許可証を墓地管理者へ提出する必要がある。
  • 骨壷ごと納める方式と、骨壷から出して納骨袋に移す方式がある。
  • 納骨時期に全国一律の法的期限はなく、遺族や施設の都合で決められる。

樹木葬 納骨 やり方の結論

樹木葬とは!納骨からお参りの仕方まで全て解説致します!
樹木葬とは!納骨からお参りの仕方まで全て解説致します!

樹木葬の納骨は「情報収集→現地見学→契約→使用許可証の受領→納骨」という順で進めるのが基本です。

所要時間の目安は、施設探しから契約まで数週間、納骨当日は1時間ほど。難易度は決して高くありません。

必要なのは、火葬後に受け取る埋葬許可証と、契約時にもらう墓地使用許可証です。この2枚さえ揃っていれば手続きはスムーズに進みます。

納骨の前提条件は「埋葬許可証」と「墓地使用許可証」の2枚。これが揃っていれば、樹木葬の納骨は問題なく進められます。

正直に言うと、私が取材で同行した方の多くは「もっと早く調べておけばよかった」と口にします。樹木葬は方式選びで費用も遺骨の扱いも変わるので、納骨の流れを先に知っておくと安心です。

樹木葬とは?

樹木葬とは、墓石の代わりに樹木や草花を墓標として遺骨を埋葬する供養方法です。

樹木葬とは?

墓石を建てないため、後継者がいなくても利用できる永代供養墓の一種として案内されることがあります。管理費0円・継承者不要とする施設もありますが、これは契約内容によって異なります。

私が現場で感じるのは、「自然に還りたい」という思いで選ぶ方が多いこと。墓石のお墓より気持ちが軽くなる、という声をよく聞きます。

樹木葬の種類

樹木葬は立地と埋葬スタイルによって「里山型」「都市型・公園型」「ガーデニング型」の3つに分けられます。

どれを選ぶかで、アクセスのしやすさも雰囲気も大きく変わります。下の表に特徴をまとめました。

樹木葬の3つのタイプ比較
タイプ立地・雰囲気向いている人
里山型山林を活かした自然そのものの環境自然に還ることを重視する人
都市型・公園型市街地の霊園内で整備された区画お参りに通いやすさを求める人
ガーデニング型花や草木で彩られた庭園風明るい雰囲気を望む人

私自身、3タイプとも見学しましたが、印象はまるで別物でした。里山型は本当に「山」、ガーデニング型は「花壇のあるお庭」という感覚です。

里山型

簡単なお墓の納骨の仕方
簡単なお墓の納骨の仕方

里山型は、山林の自然環境をそのまま活かして遺骨を埋葬するタイプです。

自然に還すという樹木葬本来の思想に最も近い形ですが、山間部にあることが多く、お参りに行きづらい面があります。足腰に不安のある方には、正直あまり勧めません。

伊豆の里山型樹木葬のように、自然の中に溶け込む形を選べる施設もあります。

都市型・公園型

都市型・公園型は、市街地の霊園内に整備された区画で納骨するタイプです。

都市型・公園型

アクセスが良く、お参りに通いやすいのが最大の利点。私が同行した松戸の樹木葬も駅から近く、ご遺族が「これなら年に何度でも来られる」と安心していました。

ガーデニング型

ガーデニング型は、花や草木で彩られた庭園風の区画に納骨するタイプです。

明るく華やかな雰囲気で、お墓に暗いイメージを持ちたくない方に合います。区画や墓苑によって納められる人数が異なるので、家族で入りたい場合は事前に確認してください。

樹木葬の3つの埋葬方法と費用相場

プロが教える樹木葬を選ぶコツ
プロが教える樹木葬を選ぶコツ

樹木葬の埋葬方法は「個別型」「集合型」「合祀型」の3つで、費用は方式によって大きく変わります。

個別墓タイプは約50万〜150万円、合祀墓タイプは約5万〜30万円が目安です。一般的な総額相場は20万〜80万円程度と案内されていますが、霊園・寺院ごとの差が大きい前提で見てください。

樹木葬の埋葬方法と費用相場
方式遺骨の扱い費用相場
個別型区画ごとに個別に安置約50万〜150万円
集合型区画は分けるが樹木は共有総額の中間帯
合祀型最初から他の遺骨と一緒に埋葬約5万〜30万円

1:各区に1本ずつ樹木を植える「個別型」

個別型は、区画ごとに個別の樹木を植え、遺骨を独立して安置する方式です。

1:各区に1本ずつ樹木を植える「個別型」

費用は約50万〜150万円と最も高めですが、一定期間は個別に安置されるため、お墓らしい感覚で参拝できます。一定期間後に合祀へ移る契約が多い点は、契約前に必ず確認してください。

2:ほかの遺骨と一緒に埋葬される「集合型」

集合型は、シンボルツリーを共有しつつ、遺骨は区画ごとに分けて埋葬する方式です。

個別型と合祀型の中間の費用で、個別の区画を保ちながら費用を抑えたい方に向きます。土の中で隣の方と区画が分かれている、というイメージです。

3:費用を安くしたい方向けの「合葬型」

5分で分かる!樹木葬の選び方
5分で分かる!樹木葬の選び方

合祀型は、最初から他の人の遺骨と一緒に埋葬する、費用を最も抑えられる方式です。

約5万〜30万円で利用でき、個別の区画を持ちません。ただし、一度合祀すると遺骨を取り出せなくなります。ここは私が一番念を押す点で、「後から個別墓に移したい」と思っても戻せません。

合祀型は費用が最も安い反面、一度埋葬すると遺骨を取り出せません。迷っているなら、まず個別型や集合型を検討してください。

樹木葬で納骨する5つのメリット

樹木葬には、墓石が不要で費用を抑えられ、後継者がいなくても利用できるという明確な利点があります。

樹木葬で納骨する5つのメリット

私が遺族サポートをしてきた経験から、特に響いていた点を5つにまとめます。

  1. 墓石が必要ないため、建立費用がかからない。
  2. 費用が比較的安く、合祀型なら約5万〜30万円で利用できる。
  3. 永代供養として案内される施設では後継者の心配がいらない。
  4. 遺骨を自然に還すことができる。
  5. 自然環境を壊しにくい埋葬方法である。

正直、デメリットも書いておきます。合祀後は遺骨を取り出せず、里山型はお参りに行きづらい。この2点は契約前に家族でよく話してほしいところです。

よくある質問

樹木葬の納骨について、相談の場でよく聞かれる質問を3つ挙げます。

よくある質問

樹木葬 納骨 やり方とは?
情報収集→現地見学→契約→墓地使用許可証の受領→納骨という順で進めます。納骨当日は、骨壷ごと納める方式と、骨壷から遺骨を出してさらし木綿の納骨袋に移し、約50cm掘り下げて埋葬する方式があります。納骨時には埋葬許可証を墓地管理者へ提出します。
樹木葬 納骨 やり方の費用は?
方式で大きく変わります。個別墓タイプは約50万〜150万円、合祀墓タイプは約5万〜30万円が目安です。一般的な総額相場は20万〜80万円程度と案内されていますが、霊園・寺院ごとの差が大きいため、見学時に内訳を確認してください。
樹木葬 納骨 やり方の始め方は?
まずお寺や霊園の情報を集め、現地を見学することから始めます。気に入った施設で契約・入金をすると墓地使用許可証が交付され、火葬後に受け取る埋葬許可証と合わせて納骨できます。納骨時期に全国一律の法的期限はないため、遺族の都合で決められます。
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藤本 恵子

元葬儀社スタッフ(勤続8年・遺族サポート担当) ・ 終活カウンセラー(一般社団法人認定)

葬儀社での勤務経験をもとに、永代供養・樹木葬の現場取材と実際の手続き同行を重ね、初めて調べる人が迷わず選べるよう丁寧に書くことを信条としています。

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藤本 恵子
藤本 恵子
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